花火大会スローガン 「子どもたちにふるさとを! 地域文化の振興」
草加公園に寝ころび、ほぼ真下から花火を見上げる多くの市民のみなさんと多くの子供たち。 我がふるさと、草加の夏の彩りとして定着している草加市民納涼大花火大会。 この大会は、地元の青柳青年会の、地域を愛する想い、子供たちに素敵な思い出と、ふるさとの思い出を創ってもらいたいという情熱と行動から生まれ、育ってきました。 その始まりは、1998年、地元の盆踊り大会から始まりました。当時、川柳文化センターで盆踊り大会が開催されていました。休憩時間には、昔ながらのアイスの配布や、大道芸のパフォーマンスが行われていましたが、「もっと子供たちに喜んでもらえるような企画はないだろうか?」という青年達の思いが大きくなり、花火大会の開催となりました。青柳ゴミ対策協議会の支援の下、 当初は川柳中学校校庭で花火大会が開催されました。打ち上げ総数は100発程度でした。続く1999年も川柳中学校で開催され、2000年から、川柳ブロック親睦納涼大花火大会・盆踊り大会として、そうか公園で開催されるようになりました。そうか公園で開催されるようになった当初は、打ち上げ数600発程度で、人手もまばらで、公園内どこからでも見学することができました。警備も緩く、打ち上げ場所に人が侵入し、打ち上げが止まることもしばしばありました。見学に訪れた観客からは、「近隣他市の花火大会のほうがすごい!」と嫌味を言われました。それでも、夜空に咲いた花火を見上げながら、実行委員会一同涙したものでした。2004年より、草加市の後援を得て、草加市民納涼大花火大会へと規模が拡大されるとともに、打ち上げ総数も現在5000発へと大きく発展しました。会場に訪れる、市民の皆様も、当初では予想も出来なかった10万人規模へと膨れ上がりました。2005年度からは、オープニングセレモニーに、地元幼稚園の皆さんの可愛い鼓苗隊が加わり、2009年度からは、草加よさこいを育てる会の皆様の演舞で華を添えて頂いています。
実行委員会は、青柳青年会を中心に、青柳、柿木の町会をはじめ、青柳ゴミ対策協議会、経済クラブ
商店会、工業会、子供会、スポーツ少年団等、地域を愛する多くの市民団体で組織されています。
開催にあたって、周辺の警備、清掃、進行アナウンス、救護をしてくれる皆様をはじめ、運営に携わられている皆さんはすべてボランティアの地域の方々です。美しい花火を、ゆっくり見ることも出来ず、家族で楽しむことも出来ませんが、多くの市民の皆さん、近隣市町の皆さんに楽しんで頂き、子供たちへの素敵な夏の思い出を創るために、安全第一でがんばっています。もちろん、草加市職員、消防本部、消防団、草加警察をはじめ関係部署の皆様の絶大なるバックアップあってのものです。心より感謝申し上げます。
草加の花火は、ご提供者のメッセージをご紹介しながら打ち上げます。若干テンポは悪いかもしれませんが、ビールを楽しみながら、少しだけ耳を傾けてみてください。きっと、素敵なメッセージと夜空に開く光の花に、幸せなひと時を感じて頂けることでしょう。心ゆくまで草加の花火をお楽しみ下さい。そして、素敵な花火に、花火大会を作り出し、支えて頂いている一人ひとりの運営関係者の想いを感じて頂ければ幸いに存じます。
来場者の増加とともに、ゴミの問題や、来場者のトラブル等問題も山積してきました。しかしながら、当初の夢と希望、勇気と情熱を忘れずに、大会のスローガンを旗印にこれからも、この素晴らしい大会が続いていくようがんばりますので、市民の皆様、来場者の皆様の、尚一層のご協力を宜しくお願い申し上げます。
文責 初代実行委員長 佐藤 利器
草加市は、埼玉県の東南部に位置し、市域の南部を東京都足立区に接しています。
水と緑に恵まれた中川、綾瀬川下流地域にひらけた東西7.24km、南北7.6km、総面積27.42平方kmの都市です
昭和33年11月1日、人口3万4878人で市制を施行。
昭和37年の東武伊勢崎線と地下鉄日比谷線の相互乗り入れや、当時マンモス団地といわれた松原団地の造成 等によって昭和38年に人口が5万人を突破し、昭和43年には、県下8番目の10万都市になりました。
東京近郊という好立地条件の良さも相まって、昭和50年代後半から人口は急激に増え、現在では24万人を超える都市となっています。
草加市では、地域環境をはじめ、少子・高齢化、高度情報化、国際化といった時代の変化をしっかりと見据えながら、「いつまでもこのまちで暮らしたい、このまちで子供を育てたい」と思われるような快適都市の実現をめざし、市民と行政のパートナーシップにより、まちづくりを進めています。
草加の「草」の古字「艸」と「力」を図案化したもので、3つの円は2町1村(草加市、谷塚町、新田村)の合併、3つの線は3地 区の編入を意味します。」
市の花 キク
市制15周年記念に市民公募により制定。市内の谷塚・新田地区では、夏菊や秋菊の栽培が盛んです。
市の木 マツ
市制15周年記念に市民公募により制定。草加松原のクロマツ、草加市の歴史と文化のシンボルとなっています。
草加市ホームページより
草加市公式サイト http://www.city.soka.saitama.jp